一般的にタクシードライバーは「男性の仕事」というイメージが強いかと思いますが、女性ドライバーも増えてきています。深夜の歌舞伎町や渋谷でも結構頻繁に見かけます。
タクシードライバーには隔日勤務という20時間勤務を1日おきにする勤務形態が一般的ですが、日勤という、いわゆる8時間労働の勤務形態もあります。基本的に残業は自分の裁量でできますから、決まった時間に帰ることもできます。
近年男性の育児参加が当たり前にはなってきていますが、まだまだ母親のほうに比重が多くなっているケースは多いと思います。そんななかでも働きに出て家計を支えたいという女性の方もいらっしゃると思いますし、事情があってお一人で子育てをしていらっしゃる女性もいると思います。
そんな方にも時間の融通がききやすいタクシードライバーの仕事は向いているんじゃないでしょうか。
昨今ではドライバー不足が業界全体の課題となっていますが、託児所を設けたり、女性が働きやすい環境を整えて、女性ドライバーの採用に積極的な会社がたくさんあります。
また、一人でお客さんの相手をしなければならないということで、危険がないか不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。近年、いわゆるタクシー強盗は、車内カメラや通報装置が普及したこともあり、ほとんど発生していません。酔ったお客さんがお金を払わずに強引に降りてしまったようなケースを強盗としてカウントしているケースが殆んどだと思います。酔客の割合は場所や時間帯にもよりますが、トラブルが合った場合、近くに同僚がすぐに駆けつけてくれるようなシステムを持っている会社もあります。
タクシーの転職にはタクシードライバー専門の転職サービスを使うことが多いと思いますが、子どもの病気や学校の行事なんかで気軽に休めるような会社、防犯システムが整っている会社なんかを探してみてください。結構あると思いますよ。