西新宿で自動運転モビリティが毎月走行します

（要約）
新宿副都心エリア環境改善委員会と大成建設、株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン、アイサンテクノロジー、KDDI、日本信号、大成ロテック、株式会社プライムアシスタンス、三菱電機の10者は、2023年7月20日から毎月3日間程度、西新宿エリアで自動運転モビリティの運行を開始します。このプロジェクトは、西新宿エリアの魅力を高めるために実施され、多様な人々を呼び込み、エリア内の回遊性向上や滞在促進を通じてまちの活性化に貢献することを目指しています。

背景と目的として、西新宿エリアには様々な施設があり、多くの人々が集まるポテンシャルがある一方で、移動に関連する課題や回遊性の欠如といった課題もあります。環境改善委員会は、これらの課題解決の一環として、自動運転モビリティの実証実験を開始しました。2023年度は、自動運転車両の継続的な走行と、自動運転サービス事業の持続可能性について検証することが計画されています。

具体的な実施内容としては、毎月3日間程度の運行が予定されており、ルートは新宿住友ビルから新宿駅西口、新宿中央公園を経由して新宿住友ビルに戻る予定です。乗車定員は2人であり、所要時間は約10〜15分です。また、乗車は無料であり、事前に注意事項に同意する必要があります。

安全面においては、固定型配車端末の運用や遠隔監視、信号情報やトンネル走行支援技術の導入などが行われます。乗車方法や運行日程はLINE公式アカウントで案内され、また、自動運転サービス導入に興味のある自治体や企業は視察を受け入れます。